スズキは自動車メーカーとしてもおなじみです。バイクの分野では、突き抜けた印象はありませんが、何よりもコスパがいいことで知られています。ここではスズキの特徴、人気機種を紹介します。
スズキの特徴
コスパがいいことで知られているスズキのバイク。これはスズキの「高性能のバイクを安価で提供する」という戦略のもとに実現しています。そのため、スズキは、自社戦略に沿うようコスト管理を徹底しています。デザインは個性的なバイクが多く好みがはっきりと分かれます。また、スズキは車のイメージが強い会社ですが、バイクも相当数販売しています。企業理念として「人と同じ事はやらない。やるなら世界一を目指すのがスズキ」を掲げていますがこの姿勢が評価され、カタナや隼などのさまざまな名車を生み出しています。
スズキの人気機種
安価で安定した性能で人気のあるスズキは他のバイクメーカーにはない人気の高いモデルを輩出しています。評価はユーザーによってさまざまですが、エンジン性能の高さは他メーカーの追随を許していません。ここでは、そんなスズキの人気機種を紹介します。
GSX1300Rハヤブサ (隼)
「ジ・アルティメット・スポーツをコンセプトとして1999年に誕生したバイクが隼です。2007年にはさらに高い空力特性を持つ独創的なスタイリングに排気量を1340cm3に拡大したエンジンを搭載しました。また、ユーザーの好みに合わせて、出力特性を3つの中から選択できるスズキ Drive Mode Selector(S-DMS)を搭載しています。
GSX-R1000
革新的で最高の性能を追求するスズキの1000cm3クラススーパースポーツバイクです。プロダクトコンセプトは、The Top Performer(ザ・トップパフォーマー)で、「曲がる、走る、止まる」といった走行性能にさらなる進化を実現しました。コンセプトを実現するために、マフラーだけでなく、エンジン内部の部品を見直すことにより軽量化とパワーアップをはかっています。
Vストローム250
オフロードから街中まで長距離ツーリングを快適に楽しめる、スポーツアドベンチャーツアラのエントリーモデルです。エンジンは、扱いやすい低中速を重視した出力特性が特徴です。車体には専用セッティングを施したサスペンションを採用することで、取り回し性能をアップしています。
GSX250R
スポーティーな扱いやすさとスタイリング、日常的な使いやすさを追求しているスポーツバイクです。さまざまなカラーリングがありユーザー選択肢を拡張したモデルとして有名です。
ジクサー 150
「ジクサー」は、スズキの大型スポーツバイクと共通のイメージとなるスポーティーなスタイリングを特長とし、2017年に国内で発売して以来、若年層を中心に好評を得ている軽二輪車です。新型「ジクサー」は、ヘッドライトからタンクまでの一体感や、ボリュームのあるタンクとスリムなシートによる抑揚のあるデザインに、欧州のデザイントレンドであるカウルを車体中心に向けてコンパクトに凝縮したプロポーションを取り入れることで、洗練されたスタイリングに仕上げられています。