イエローコーンの概要と歴史
イエローコーンは、東京都世田谷区に本拠を置くバイクアイテムメーカーです。
このイエローコーンという名前は、危険地帯を示す「イエロー」と、アメリカインディアンの部族である「コーン」を組み合わせたもので、「危険な戦士」という意味を持っています。
こうした名称からも分かるように、イエローコーンのアイテムはアメリカンワイルドなデザインを基調としていて、渋い見た目を演出してくれます。
イエローコーンの始まりは1980年代にさかのぼります。
当事、「第3京浜」と呼ばれる国道466号線には全国からライダーが集結して、パーキングエリアにはカスタムマシンがずらりと並んでいました。
そのようなライダーの中に、イエローコーンのジャケットを着たライダーたちが見られるようになり、ここからブランドが始まったのです。
このようにイエローコーンはストリートからスタートしましたが、その後さまざまなレースに参加するようになります。
新しいレースの開催に貢献するなど、バイク界の人気沸騰に一役買うこともありました。
また、レース界でも好成績を収め続け、2000年の全日本ロード選手権ではなんとチャンピオンにもなっています。
その後もスーパーGTに参戦するなど活動の場を広げていき、イエローコーンの名を日本中に知らしめることになります。
こうして、日本で最も有名なバイクパーツとアイテムのブランドとなっていくのです。
イエローコーンのおすすめのウェア
イエローコーンはたくさんのウェアを出していますが、特に人気が高いのが「YB」シリーズです。
厚手の生地を使ってしっかりとした着心地と防風性を確保しています。
イエローコーンの特徴であるワイルドなデザインが強調されていて、ライダーのカッコよさを引き出します。
たとえば、「YB-6301」はウィンタージャケットとして開発されていますが、開襟タイプでいろいろな着こなしができます。
独特のフォントでロゴなどが入っていて、シンプルながらもインパクトのあるデザインです。
見た目だけでなく機能性もレベルが高く、背中や肘、肩にプロテクターが入っていますが、絶妙な位置に配置されているため安全性をしっかりと持ちながらも着心地を邪魔しません。
イエローコーンの特長
イエローコーンの特長としては、存在感あるデザインがなによりも大きいでしょう。
ゴテゴテと装飾が施されているわけではありませんが、質感の高い生地とボリュームを感じられる作りで存在感を作り出しています。
また、カラーリングとロゴの入れ方がデザインの個性を引き出していて、すぐにイエローコーンと分かる見た目に仕上がっています。
細かなところまで考慮された使い勝手の良い装備や、安全性の高さも特長となっています。