SHARKの歴史

「SHARK Helmets（シャークヘルメット）」は、フランスのマルセイユに本社を置く、バイク用ヘルメットの製造メーカーです。
設立は1929年からで、欧州地域においては非常に品質の高いヘルメットのブランドとして知られており、品質面では日本メーカーであるAraiやSHOEIと並ぶレベルとまで評価されています。
ヘルメット市場において世界のリーディングカンパニーと言われており、品質面だけでなく独自の高いデザイン性も世界中から人気の理由です。

日本においては国内ヘルメットメーカーが優秀で安価に購入できるということから、最近までそれほど知名度はありませんでした。
しかし、現在では多くの輸入品が購入できるようになっており、より個性的で安全性の確かなものを使用したいというライダーから選ばれる存在となっています。

毎年開催されているモーターサイクルショーでも「ワイズギア」のブースで製品が展示されており、それを見て多くのユーザーが興味を示したようでした。

ちなみに「SHARK」のヘルメットを使ったトップレーサーとしては、ヨハン・ザルコや2015年にMotoGPでチャンピオンとなったホルヘ・ロレンソなどがいます。

SHARKの代表的な製品

「SHARK」の代表的なヘルメットとなっているのが「DRAK（ダラク）」というモデルです。
ちなみに「DRAK」というのは「DRAKKER」というヴァイキング船に乗った海賊を意識してつけられた名称となっています。

DRAKヘルメットはカスタム性の自由度が高いことが大きな特徴となっており、オプションでゴーグルやマスクを着用することにより、自分だけのヘルメットとして使用をしていくことができます。
最初からマスクやゴーグルがセットになっているものも販売されているので、購入前にはいくつかコーディネートの見本を確認しながら自分の愛車に合うものを選んでみてもらいたいです。

ちなみにSHARKのDRAKが日本で正規に販売されるようになったのは2017年になってからなので、今はまだほとんど使用している人がいないというのもアピールポイントになるでしょう。

DRAKのヘルメットはジェットタイプで、そこに顔を守るプロテクターとなるマスクを着用するという独特のデザインをしています。
ジェットタイプのままでも使用をすることはできますが、ゴーグル、マスクのフル装備にするとフルフェイスヘルメットにはない非常に素敵なシルエットになるので、一目惚れをしてしまうほどのインパクトです。

SHARK製品の特長・おすすめポイント

SHARK製品を購入するときにちょっと注意したいのが、欧州メーカーということでサイズが日本製品と若干異なるということです。
ジェットタイプでもS・M・L・XLといったものがあるので、できれば実際に試着して選ぶようにしましょう。

正規代理店としてDRAKを販売されている場所なら純正のゴーグルとマスクも販売されているので、そちらで試着をしてみてください。