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  3. キャブレターといえば KEIHIN
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KEIHINの 歴史

「KEIHIN(ケーヒン)」は、株式会社ケーヒンが展開している自動車・オートバイ向けの総合システムメーカーです。
創業は1956年12月で、現在は東京都新宿区西新宿に本社を置いています。

グループ会社として「株式会社ケーヒンサクラ」や「株式会社ケーヒン那須」など国内に複数の拠点があり、いずれも二輪車を中心にした汎用製品を製造販売しています。
中でも主力商品として有名なのが自動二輪向けのキャブレター製造で、世界を代表するトップメーカーとして現在も多くのメーカーに向けて製造をしているのです。

キャブレターだけでなく、インジェクターやDBWスロットルボディ、エンジンコントロールユニット、フェールポンプモジュールといった電子燃料噴射システムも同様に自社で製造をしていることから、安定的な燃料系統システムの実現をしています。
最先端の技術として、ガソリンに変わる新たな燃料にも対応可能なシステムの開発を取り組んでおり、ガソリンとアルコールを混合して燃焼させるシステムの導入が行われているところです。

どちらかというと、マフラーやハンドルなど一般ユーザーから見える位置の製品ではなく、内部構造に関わる製品が中心です。
かなり深くカスタマイズをする人でないと耳にすることのないメーカーかもしれませんが、多くの製品に使用されているということは知っておいてもらいたいところです。

KEIHINの代表的な製品

KEIHINの代表的な製品は大きく「二輪車・汎用品」と「四輪車用製品」に分かれます。
このうち二輪車・汎用向けの製品も「小型二輪車用エンジンマネジメントシステム」と、「大型二輪者用エンジンマネジメントシステム」とに分類できるでしょう。

「小型二輪者用エンジンマネジメントシステム」としては、50ccスクーターなどで電子制御をするとともに、エンジンスタートから燃料の供給までを一貫して行う構造が取られています。

KEIHINでは2002年に初代FIシステムを開発しており、これにより日本だけでなくバイクを製造する各国のバイクに対して排ガス規制を基準をクリアできるようになっています。
2014年には世界最小のインジェクターと電子制御ユニットとなる新型FIシステムを開発しており、軽量・コンパクトサイズでの小型バイクが製造できるようになりました。

KEIHIN製品の特長・おすすめポイント

「キャブレター」というのは主に旧式のバイクに搭載されているシステムで、現在新車として販売されているモデルのほとんどは電子系統によるインジェクターでの制御システムが搭載されています。
KEIHINはもともとはキャブレターメーカーとして拡大した特徴がありますが、現在では時代のニーズに対応した最新式のインジェクターを多く手がけています。

2014年には世界トップクラスの応答性と高圧噴射を実現した「直噴エンジン対応インジェクター」を開発に成功しています。