デイトナの歴史
「デイトナ(DAYTONA)」は、株式会社デイトナによる二輪車のカスタムパーツを専門に製造・販売している業者です。
会社の設立は1972年(昭和47年)4月で、本社が置かれているのは静岡県周智郡森町一宮です。
主な製品としては自動二輪者用の部品やグッズ類ですが、その他にも用品の企画や開発、販売も手がけています。
現在ではバイク用カスタムパーツといえばデイトナの名前がすぐに挙がるほど有名な企業となっていますが、もともとは1975年にアルミ合金製のセブンスターキャストホイールを国内で販売したということで知られるようになったという経緯があります。
このキャストホイールは国内初の二輪車専用製品であったということから、以後バイク用アルミホイールが急速に普及していくことになりました。
以後は大流行をしたアメリカンタイプのバイクに使用できるオリジナルカスタムパーツを開発して販売をすることで売上を伸ばしています。
輸入バイクは映画「イージー・ライダー」の影響から一気に日本で大人気となったのですが、輸入まではできてもその後メンテナンス用の代替部品が見つからない、ということが当時大きな問題になりました。
そこでデイトナは国内で輸入バイク用のカスタムパーツを取り扱っている企業として、海外バイクメーカー愛好家から大変に高い支持を受けることになったのです。
現在もヨーロピアンバイクのためのオリジナルパーツを開発したりと、バイクパーツを扱う企業としてニッチな存在として重宝されています。
デイトナの代表的な製品
デイトナの主力商品となっているのは主に海外バイク向けのカスタムパーツですが、「デイトナギヤー」という小物・便利グッズブランドでもよく知られています。
特に近年ではバイクに搭載する機器類やアクセサリー類がかなり充実してきており、デイトナではバイク用ドライブレコーダーや通信機器など高性能のシステムを自分でカスタマイズできるように製品展開しています。
スマートフォンを手元で操作できるようにするホルダーやソケット、ETCステーなどといった小さなものも、かゆいところに手が届く製品として好まれて使用されているところです。
デイトナ製品の特長・おすすめポイント
デイトナという企業の名前は、おそらくバイクショップを利用している人のほぼ全てがよく知っているでしょう。
上記したようなカスタムパーツだけでなく、ツーリングバッグや車載用のフック、またライディングウェアやグローブ、ブーツ、プロテクターといったものまでありとあらゆるバイク用アクセサリーを取扱しています。
特に近年の売れ筋となっているのは、ブルートゥースで接続できるワイヤレスマイクや通信機といった製品です。
また事故が起こった時の証拠になるドライブレコーダーでも、デイトナ製品は多くの人に選ばれています。