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  3. タイヤメーカーの王道 ブリジストン
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ブリジストンの歴史

ブリジストン(BRIDGESTONE)は、1931年3月1日に設立された各種乗り物用タイヤの製造メーカーです。
現在では世界150カ国以上に進出しており、タイヤだけでなく自動車用ゴム製品や工業用のコンベアベルト、免震ゴムといったような高性能が求められるゴム製品全般を展開しています。

全世界にあるタイヤ工場は約180にも及んでおり、その中には最先端の技術を研究するための施設もあります。
日本においては全国どこでもブリジストンの製品を購入することができるばかりでなく、テレビCMやスポーツ大会のスポンサーとしてもよく耳にする、なじみのある企業ではないでしょうか。

軽く沿革を見ていくと、創業者は石橋正二郎で福岡県久留米市に生まれ、同市内の久留米商業学校を卒業しています。
実家である「志まや」は仕立物業を行っており、兄重太郎とともに父親から早くに店を引き継ぎ内部関係の仕事に携わっていたといいます。

その後地下足袋やゴム靴の量産をして事業を順調に拡大していったのですが、昭和3年(1928年)頃欧米で流行していた自動車を知り、日本でも今後同じ流れが来るということを確信します。
そこで昭和4年より米国からタイヤ製造用の機器を輸入し、自社に日本足袋タイヤ部としてタイヤを作り始めました。

昭和6年には今後世界一のタイヤを作るということで社名を「ブリッヂストンタイヤ株式会社」とします。
社名の由来は本名の「石橋」を英語にしたもので「ストーン ブリッヂ」では語感があまりよくないということから「ブリッヂストン」としたということです。

ブリジストンの代表的な製品

ブリヂストンの代表製品と言えば、言うまでもなくタイヤ製品です。
一般乗用車向けタイヤとして、日本メーカー各社に対応したタイヤを販売しており、他社製のタイヤと比較して非常に性能のよい安全性の高いタイヤとして広く知られるところとなっています。

ブリヂストンのタイヤづくりのキャッチフレーズとなっているのが「4つの役割」と7つの性能です。

4つの役割とは「車両の重量を支える」「駆動力・制御力を伝える」「路面からの衝撃をやわらげる」「方向を転換・維持する」です。

7つの性能とは「直進安全性」「ドライ性能」「ウェット性能」「低燃費性能」「ライフ性能」「静粛性」「乗り心地」となっていて、これらは全世界の向上で共通した項目として掲げられています。

ブリジストン製品の特長・おすすめポイント

ブリヂストンタイヤのブランドとして最も有名なものに「REGNO(レグノ)」があります。

「レグノ」とはラテン語で「王者」という意味であり、上記で紹介したタイヤの性能を究極にまで突き詰めたとされているフラッグシップモデルとなっています。

またスポーツタイヤブランドとして「POTENZA(ポテンザ)」があり、こちらもF1など過酷なモーター・スポーツに対応できる耐久性を備えています。