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PHOENIXの歴史と特徴について

PHOENIXは、「フェニックス・エンジニアリング」というタイの会社です。
タイは東南アジアの中でも非常にバイクの使用率が高いことに加えて、バイク関連の産業が盛んな国です。
日本のバイクメーカーもホンダを中心に、ボディーやバーツの製造拠点を持っていて、タイには優れた製造ノウハウがあるのです。

そのタイで生まれたPHOENIXは新興バイクメーカーとして急成長を遂げ、タイ国内はもとよりアジアを中心に海外でもシェアを伸ばしています。
企業規模は小さく生産台数もそれほど多くはありません。
また、いわゆるレーシングマシンのようなスペックの高いモデルはほとんど開発していません。
市民の足となるバイクを作ることに注力していて、コスパの高いモデルをいくつも送り出しています。

ユーザーからのフィードバックを重視しているメーカーで、タイ国内は当然のこと、日本ユーザーからも上がってくる意見を基に、スピーディーに改善を施してより使いやすいバイクを送り込んでくるのが特徴です。
また、大量生産方式にこだわらず、一台一台丁寧に製造をしているのも特徴です。
そのため、新興メーカーではありますが基本品質が高く、細かな点までよく見る日本のライダーからも評価されています。

デザインがユニークなメーカーとしても知られています。
エレガントともポップとも言えない非常に独特なシルエットで、PHOENIXにしか出せない個性を感じられます。
こうしたデザインに注目して購入するファンもいて、新しいバイクのスタイルを広げるのに役立っています。

PHOENIXの人気車種とは?

PHOENIXはいくつものモデルを開発していますが、少なくても日本が輸入しているモデルで人気なのは「ガンナー」と呼ばれるモデルです。
人目を惹く遊び心満載のフォルムが特徴的で、まっすぐに伸びたセンターフレームと、突き出るように存在感をアピールするフロントライトなどの組み合わせがユニークです。

デザインは少々奇抜に見えますが、この構造のおかげでフレーム剛性が高くなり頑丈で安定性のある走りを見せてくれます。
また、スリムなボディーであるのに加えて重心がセンターに集中しているため、取り回しがとても楽というメリットも生み出しています。
日本での販売ということで、エンジンなどは日本人のチューナーがチェックをしていて、日本の道路事情にもマッチしています。

フロントフォークもリアサスも充実していて、タウンユースのバイクとしては充実した足回りを持っています。
また、フロントもリアもディスクブレーキとなっていて、しっかりと制動力を確保しているのもポイントです。
斬新なデザインと充実した機能がバランスよく取れているモデルで、人気があるのも納得です。