インディアン風バイク
インディアン風バイク

自転車レーサーとエンジニア二人で組み上げたマシンにつけた名前がインディアンの名前の由来となっています。マシン誕生後から5年後、アメリカ初となるVツインモデルを完成させのちに、伝説として語られるメーカーがインディアンモーターサイクルです。ここでは、インディアンの特徴、歴史、人気機種などを紹介します。

インディアンの特徴

1901年に設立したアメリカのバイクメーカーです。設立はハーレーよりも古く、アメリカ最古のバイクメーカーと言われています。アメリカではじめてV型2気筒エンジンモデルを発表しており、ハーレーダビッドソンよりも高級、高性能、高品質を売りにしています。日本の警視庁でも採用されていました。

インディアンの歴史

レースで次々と最速記録をうちたて、常に優勝を飾ってきました。第2次世界大戦で軍用バイク供給に専念しますが、1940年をピークに売上げが低迷します。さまざまな苦難を乗り越え2011年にポラリス・インダストリーズが経営権を取得しました。2013年には新型空冷エンジンを開発し、次の年にはインディアン初の水冷エンジンが完成します。

インディアンの人気機種

インディアンやハーレーは俗にアメリカンと言われるタイプです。ハーレーとよく間違われがちですが、本家はインディアンの方になります。ここでは、大きく安定したボディでゆったりとした乗り心地が特徴のインディアンの人気機種を紹介します。

スカウト

高回転型水冷エンジンを搭載したインディアンの新生モデルです。ライディングポジションは、ゆったりとしていますが、カウンターバランサーや6速トランスミッションなどを採用することで現代的なクルーザーに仕上がっています。

スカウト ボバー

2018年に発売されたスカウトベースにしたボバースタイルのニューモデルです。前後のフェンダーをカットし、ハンドルはローカライズなトラッカータイプを採用しています。また、前後ホイールも専用デザインになっています。無駄な部分をそぎ落としているにもかかわらずカスタムでワイルド仕上がりになっています。

チーフ

空冷大排気量エンジンを搭載したクルーザーです。エアボックス内蔵のフレーム内に、強靭なトルクを生み出す「サンダーストローク111」と呼ばれるVツインエンジンを搭載しています。タイヤの半分以上を覆ってしまうエスカルゴフェンダーやタンクオンタイプのアナログスピードメーターがクラシカルファンから人気を博しています。

チーフ ヴィンテージ

チーフシリーズから、40本のステンレス製スポークで構成された前後ホイールとウォールタイヤを採用し、徹底的にクラシカルスタイルを追求したモデルです。レトロな追加装備を追加するとさらにクラシカルな風合いになります。