BRPの歴史と特徴について

BRPは、1930年代にカナダのボンバルディアという発明家が雪上自動車を発明した時に端を発しています。
その後もこの分野における発明を続け、1940年代にはSki-Dooという雪上マシンの一般販売を行いました。
マシンの可能性を広げていき、雪上だけでなく水上や道路上、空の上まで使える様々な乗り物を開発していきます。

現在のBRPは2003年からカナダで独立した企業として、モーターサイクル分野の開発製造を行っています。
バイクメーカーとして世界中に知られていますが、実のところバイクに留まらずスノーモービルや水上バイク、レジャー用の飛行機などの開発も行っていて、あらゆる場所で活躍する乗り物を提供しています。
バイク分野では、2007年にオンロードタイプのモデルを発表したのち、2010年には新しいオフロードモデルを発表しました。

このように、一つのジャンルに縛られない広い視野でマシンを開発しているのが、BRPの大きな特徴です。
また、様々な異なる環境でテストをしたり、実車を使用してきた実績があります。
そのため、頑丈でどんな路面や状況でも走破できるマシンを作れるという強みがあります。
単に速さを追及するマシンではなく、自然を楽しみ走ること自体を満喫できるというコンセプトで設計されているのもBRPならではです。

自由な発想を重視して新しいタイプ、斬新なデザインでの設計を進めていくことでも有名です。
そのため、ニューモデルが発表されるたび世界中から注目されるメーカーとなっています。
ありきたりのマシンではなく、新しい価値観を求めるユーザーに愛されるブランドとなっているわけです。

BRPの人気車種を紹介

BRPのバイク部門では、「Can-AM」というシリーズがあります。
いくつかのモデルに分かれていますが、どれも革新的なデザインや機能を持っています。
たとえば、三輪仕様のオンロードバイクは自動車のような安定感と乗り心地の良さ、運転のしやすさをもちながらも、バイクならではの爽快感や軽さを実現しています。

電動バイクの開発にも力を入れていて、オンロード・オフロードどちらのスタイルでもマシンを発表して人気を集めています。
「ROTEX　E-POWER」という新しい電動システムを配していて、高速道路でも安定して走り続けられる高性能のバッテリーとモーターを実装しました。
メカニックなデザインでカラーリングも近代的で、他のメーカーにはないコンセプトを感じられます。
機能面でも見た目の点でも、他のメーカーとは全く違う雰囲気のマシンばかりですので、個性派のバイクを求める人にはぴったりのブランドと言えるでしょう。