ツーリングに行くとき、遠出であればあるほど「あれもこれも」と荷物を持ちすぎてしまう人はいませんか?
確かに遠くに出かけるのですから、できるだけ万全の状態で荷物を持って行きたいと思うものです。
ですがツーリングはバイクでの旅ですから、あまりにも荷物が多いとバイクに載り切らなくなったり、重くてバランスを崩しやすくなる原因になってしまったりするものです。
ですからツーリングに出かける際には、必要最小限の荷物をチョイスして出かけるようにしましょう。
必要最小限の荷物
しかしうまく荷物をまとめることが出来ないという人もいるのではないでしょうか。
必要な物のみを持っていくという簡単なことでも、本人にとっては全部必要なもので切り捨てることが出来ないという状態になってしまっているのです。
だから荷物を減らすことが出来ないので、必要なものという観点を変えることから始める必要があります。
必要な物は自分が持って行きたいものよりも、バイクを運転する際で必要なものという基準で考えましょう。
バイクを運転する際に必要なものはヘルメットやグローブ、万が一の時のための雨具などです。
また何かバイクトラブルがあったときのために工具も持ち歩いておくべきです。
応急処置などができるか出来ないかだけでも随分と変わってくるものです。
これらだけでも結構な荷物になるので、他のものを持っていく余裕はそれほどないのが実情です。
もしキャンプなどをするのであればキャンプ用品や着替えも必要です。
食事や寝床を確保するために必要な道具ですから、これを疎かにするわけにはいきません。
鍋などの調理器具類はなかなかかさばるので、分担して持っていくというのも良いでしょう。
ルールを決めて荷物を選ぶ
ここまで持つと、これだけでも相当な荷物量になっているのがわかるのではないでしょうか。
これ以外で必要なものは荷物の隙間に入る分だけとか、小さいボストンバッグやスポーツバッグに入る分だけにするとか、自分でルールを決めて荷物を増やさない工夫が必要です。
ツーリングに必要なものはバイク用品やライダーズ用品などであって、それ以外のアイテムは必ずしも必要ではないのです。
そう考えると少しは持ち物を絞ることができるのではないでしょうか。
荷物をまとめるのが苦手だという人や、荷物をバイクに積むのが苦手だという人も、自分が持っていくバッグの大きさを決めるなどの方法を取れば超過した分は入れられませんし、荷物もきっと載せやすくなるはずです。