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  3. 最初は近場から
noimge
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ツーリング初心者にありがちな間違いは、いきなりツーリングで遠出をすることです。

お給料やお小遣いのなかからコツコツ貯金をし、
念願かなって入手できた愛車、という方もおられるでしょう。

バイクは決して安い買い物ではありませんから、喜びもひとしおのはずです。
一刻も早く愛車とワクワクするようなロングツーリングを、という気持ちは分かります。

でもまずは落ち着いて、ツーリングに必要なノウハウを学んで下さい。
はじめは近場のツーリングを経験することが望ましいでしょう。

ツーリングのノウハウ

どんなノウハウを学ぶ必要があるのでしょうか。

例えばマスツーリングは単独走行と異なり、一般的に複数のライダーが参加するものです。
場合によっては数十人のライダーが参加することもあるのです。
これだけのライダーが参加すると、さすがに一般車両に迷惑がかかる場合があります。

このため多くのライダーが、一般車両に迷惑をかけない車列の作り方を実践しています。
こうしたノウハウは遠出のツーリングに役立つだけでなく、
ツーリングサークルに登録する時やツーリングイベントに参加する際にも役立つものです。

参考サイト:マスツーリングの走り方

また少数ライダーのツーリングの場合であっても、意外に信号で車列が分断されるものです。
ツーリング時に信号で車列が分断された場合の対処方法も、近場のツーリングで学ぶことができます。

マスツーリングは集団走行ですから、トラブル時の連絡方法も学んでおく必要があります。

例えば、後続の自動車を先に行かせたほうが良いと判断した場合、
前方のライダーにどう合図したら良いのでしょうか。
バイクのトラブルが発生した場合、どのように伝えたら良いのでしょうか。
またどのように対処したら良いのでしょうか。

こうしたテクニックは、実際にツーリングに参加してみないと身につかないものです。
遠出のツーリングに参加する前に、押さえておきたいポイントといえるでしょう。

近場でも楽しいツーリング

近場のツーリングといっても、楽しめないわけではありません。
特にツーリング上級者であれば、近場でも十分に楽しめるツーリングのルートを知っているはずです。

そもそも都市部でも、ルートの設定次第で十分に楽しめるツーリングルートがあるものです。
いきなり無謀な遠出を計画して、トラブルにあったら目も当てられないはずです。

はやる気持ちを抑えて、まずは近場で経験を積んでから
遠出のツーリングを計画するようにしましょう。

近場のツーリングを何度か経験し、ツーリングにおいて重要といえるポイントを押さえておけば、
その後の遠出のツーリングはより充実し、より満足できるものになるはずです。