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  3. 大きい道路を走る
ツーリング風景
ツーリング風景

ツーリング初心者は、大きい道路を走ることをおすすめします。

狭い道路の場合、追い越しが難しい特徴があります。
自動車の中には、とんでもないスピードで走りたがるマナーの悪いドライバーもいるのです。
狭い道路ですと、こうしたドラーバーに煽られる可能性も出てきます。

残念なことですが、マナーの悪いドライバーはバイクを嫌っていることが多く、
幅寄せなどの嫌がらせをしてくることもあるのです。
このため片側2車線の大きい道路を走ったほうが、自分のペースで走ることができます。

ルートの確認

もちろんツーリングの準備の際にルートをしっかり確認しておくことが重要です。

大都市近郊であれば、ほとんどの国道は片側2車線でしょう。
国道などの大きい道路は、案内標識が充実しています。
このため道に迷いにくいメリットがあります。

また国道であれば、給油のためのガソリンスタンド、休憩するための道の駅など、
ツーリングに欠かせない施設も充実しています。

したがって国道などの大きい道路を中心にルートを設定すれば、
気持よくツーリングできるのです。

危険性

しかし大きい道路には危険がつきものであることも忘れないで下さい。

当たり前の話ですが、事故率の高さは交通量の多さに比例します。
大きい道路はそれだけ交通量も多くなるわけです。
したがって事故率も高くなります。

また大きい道路は、自動車・バイクともにスピードが出ています。
このため死亡事故率の高さが非常に高い傾向があります。

特に交差点での死亡事故が多いと報告されています。
しかも特定の交差点に多い特徴があり、「魔の交差点」と呼ばれることもあります。
こうした交差点は事前にチェックすることが可能です。
事前に把握していれば、慎重に運転できるはずです。

北海道がおすすめ

さて大きい道路であるにもかかわらず、交通量の少ない道路もあります。

それは北海道です。
北海道は積雪量が多いため、道路には除雪スペースが設けられています。
このため夏の北海道の道路は、非常に広く使うことができるのです。

数多くのライダーが夏の北海道へツーリングに出かける理由は、
大きい道路と素晴らしい景色と言ってよいでしょう。

大きい道路は、複数ライダーで行うマスツーリングにも最適です。
大きい道路であれば、一般車両に迷惑をかける可能性が低くなるからです。

ツーリング初心者のうちは、上級者とツーリングに出かける機会も多いはずです。
ツーリング上級者であれば、ルートに大きい道路を上手に入れてくるはずです。
そのテクニックを、ぜひ身につけて下さい。