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  3. 運転技術UPに向けて
ハンドルを握る手

何をするにしてもそうですが、好きなものに対しての技術の向上はぜひ目指したいと思うものです。
バイクのライディングテクニックを上達させるには、何よりも乗り続けるのが一番でしょう。
例えば平坦な道だけではなく、デコボコの砂利道や少しぬかるんだ道、山道の上り下りやカーブが続いている危なさそうな道など、とにかく様々な道を走ります。
こうすることで、どんな道でも安全に走ることができるようになります。
最初は平坦な道以外は不安だったのがどの道ではどんなことを気をつけて運転しなければいけないかというのを身体でも頭でも覚えるようになりますので、それだけでも運転技術が向上したと言えます。

運転の講習会に参加

また自分一人だけでは自分の運転のクセというのがわかりませんから、誰かベテランの人と一緒に走って自分のクセを教えてもらうというのもひとつの方法です。
自分では気付くことができなかった改善点を知ることができて、更に運転技術を向上させることが可能です。

もし近場にサーキットなどがあるならば、そうしたところで走ってみるのも良いでしょう。
サーキットと言ってもプロのレーサーのように走るのではなく、サーキットで行っている運転の講習会のようなものに参加するのです。
プロの人が教えてくれる上に、公道とは違ってのびのびと場所を使うことができるので安心して練習することが可能なのです。
実際に運転しながら、プロの人に運転の技術を教えてもらったり改善点を教えてもらったりすることができるので、頭に蓄えるだけの知識ではなく、しっかり身体で覚えることができるというメリットもあります。

技術書を読む

もちろん、走り続けるだけでなく本を読むというのも有効です。
技術を身体で覚えるのも当然よい方法ですが、その技術に対する裏付けのようなものを知識として得ることで、その技術に確実性を増すことができるケースもあります。
人によっては完全に身体で覚えるタイプの人もいますが、知識を得てそこから覚えるという人もいますよね。
そういう人はとにかく技術書を読むというのも一つの方法です。

ただ注意しておきたいのは、技術書を読んだり教えてもらったりしただけで、自分の運転技術が飛躍的に向上したものだと思い込んでしまうことです。
技術の内容はわかっていても実際に運転するとそこまでうまくいかないということも比較的よくあります。
慣れていくことで確かな技術として身に付けることができるのですが、学んだだけで実践をしないまま自分を過信してしまうということも多いのです。
どうしてもそういった気持ちになってしまうのはわかりますが、自分を過信せずに、安全な運転を心がけるようにしましょう。