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楽器ではなくバイクメーカーとしてのヤマハ

音楽や楽器をやっている方にとっては馴染み深いヤマハですが、国内でもトップランクのバイクメーカーとしても有名な会社です。
現在バイクを製造しているのはヤマハから分離して別会社となったヤマハ発動機となっており、今なおユーザーの感性に働きかけるようなバイク作りを継続しています。
何よりヤハマ発動機はトヨタと提携して、高い技術性能をつぎ込んだバイク作りを昔から行なっており、その逆もまた然りで、トヨタの2000GTには実はヤマハ発動機の技術者が関与し、その高い評価を得るに至っています。

ヤマハの始まり

ヤマハ発動機として新たに独立したのが1955年のことです。
それまでは楽器製造とバイク製造が同じ会社で行われていましたが、独立までの間にYA-1による大きな功績によって、一気にバイクメーカーのトップブランドに躍り出たことにより、バイク製造販売業に専念する形で独立したのです。
それから50年以上、バイクメーカーのトップブランドとしてあり続け、今なおその技術性の高さ、デザイン性の高さでユーザーを魅了し続けています。

ヤマハの魅力について

ヤマハのバイクの魅力は何と言ってもそのデザインにあります。
ヤマハのデザインに関してはヨーロッパ車のような、魅力的なデザインセンスが見られ、多くのヤマハバイクファンを生むきっかけともなっています。
さらにその操縦性も評価が高く、バイクの持つ楽しさを体感することのできるものを供給しています。
ヤマハハンドリングとも呼ばれていたその操縦性能、コーナリング性能は、一時期多くのファンを魅了することとなっていましたが、最近では他のメーカーの操縦性能向上もあってあまり目立った魅力とは言いがたい印象となっています。

ヤマハのバイクは独創的なデザインだけではなく、そのタイプもまた独自の文化を産んできました。
たとえばV-MAXやT-MAXなどはそれぞれが同一ジャンルのフィールドで他に類を見ない機能性能をもっており、それぞれが独自のジャンルとして確立しています。
またWR250Rは 4ストローク250ccオフローダーとしても非常に優秀なバイクであり、ヤマハを代表するオフロードバイクとして評価の高い車種となります。

もちろん外観だけではなく、エンジンや駆動系、投入されている技術なども高い品質のものとなっています。
最近ではYZF-R1において、不等間隔爆発を実現した4気筒エンジンが話題になっていたり、またEXUPという独特な排気デバイス、電子制御スロットルの搭載など、テクニカルな面でもバイクファンを魅了します。
このようにデザインと技術性能の高さがヤマハの魅力といえるでしょう。