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GPXの歴史と特徴

憧れのバイクといえば、これまではホンダやカワサキをはじめとした日本のメーカーや、ヨーロッパ製あるいはアメリカ製に人気が集中していました。
ところが、近年ではタイのバイクメーカー「GPX」が登場し、話題を呼んでいます。

GPXは2007年にタイで創業され、以来、徐々に人気を得てきました。
価格がリーズナブルで、しかも女性でも乗りやすいデザインのモデルが多いので、どんなバイクを買おうか迷っている人はGPXを候補に入れるのもいいかもしれません。
GPXの工場では日本のバイクメーカーのOBが監修を行っており、ハイクオリティなバイクを生産しています。
ビギナーやシニアライダーでも手の届きやすい価格設定がなされているのもGPXの魅力です。

GPXは創業当所、四輪バギーの製造を行っていました。
2009年からはモトクロスバイクの製造を開始し、2015年からバイクのラインナップを拡大しています。
2018年には日本代理店も設置され、本格的な販売が始まりました。

GPXの人気車種

日本で最初に発売されたGPXのバイクは「Legend 150S」です。
スポーツモデルでの「DEMON」と同じ空冷単気筒エンジンをを搭載しているLegend 150Sは排気量149cc、価格は25万円台と抜群のコスパです。

もうひとつの人気モデル「Gentleman 200」はカフェレーサースタイルのネオクラシカルなバイクで、イタリア人デザイナーによる洗練されたデザインが魅力です。
リーズナブルな価格からは想像もできないほどのスペックを持ち合わせており、装備も豪華なので、ビギナーが購入する最初の一台としては理想的です。

フルカウルのスポーツモデル「DEMON 150GR」も日本向けラインナップの中では人気が高く、USBソケットやデジタルメーター、LEDライトなども標準装備されています。
6速ミッションの空冷単気筒エンジンを搭載しており、華やかな外観とは裏腹に車両重量が130kgと軽量に作られているので、ビギナーでもストレスなく乗り回すことができます。

日本で発売されているモデル以外にも、いくつかの人気モデルがありますので、興味のある人はチェックしておくといいでしょう。
「Gentleman Racer 200」は日本でも発売されているGentleman 200にレトロ調のロケットカウルを装着したモデルで、ウィンドプロテクション効果にも優れています。

「Mad 300」は正統派のネイキッドスポーツで、292ccのキャパシティを持つ水冷エンジンを搭載しているのが特徴です。
もう一台のネイキッドスポーツ「Razer 220」と共に、日本での発売が待たれるところです。
いかにもタイ製のバイクらしい「DEMON X 125」も、ユニークなバイクが好きな人にはおすすめです。