日帰りツーリングについて

日帰りツーリングは、文字通り一日のうちに予定をすべて終える日程のツーリングです。
週末や祝日の一日だけを使って出かける旅となりますので、気軽に行けますし体力的にも大きな負担とならずに済みます。
日帰りツーリングでは、片道で100kmから150kmくらいの距離を走るくらいの気持ちで予定を組みましょう。
途中にいろいろなスポットに立ち寄ることになりますので、往復で300kmに収まる範囲だと時間的にも体力的にも無理がかかりません。

日帰りツーリングの目的地は、季節や好みで自由に決められます。
新緑や紅葉がきれいな時期であれば、山間の観光地に行って自然を眺めてくるのも良いでしょう。
また、単に温泉に入ってくるという目的で行くのもありです。

日帰りツーリングでは、自然がきれいな場所だけでなく都市部を目的地とすることもできます。
たとえばおしゃれな喫茶店巡りをしてみるとか、都市高速を流すのを楽しんでくるといった計画もできます。

日帰りツーリングの醍醐味

日帰りツーリングの良さは、定期的に行えるということでしょう。
何日もかけて行く本格的なツーリングの場合、休みを長めに取ったり、しっかりと計画を立ててお金をかけて宿泊施設を予約をしたりしないといけません。
時間とお金に余裕がある人でないと、頻繁にツーリングするのは難しいものがあります。
しかし、日帰りツーリングであれば普段の休日を使って気軽に出かけられますので、お金も時間もそれほどかかりません。

また、自由でのんびりとしたペースで走れるというのも良さです。
あまり遠くに行く必要もないですし、予定もぎっしりと詰めないのでバイク走行そのものを満喫できます。
普段なら寄らないようなスポットに立ち寄ってみる余裕もありますので、思わぬ楽しみをツーリング先で味わえることもあるでしょう。

日帰りツーリングを楽しむために

日帰りツーリングはある程度ゆとりを持った方が楽しめるので、一日であれもこれもしようと思わずに、予定にゆとりを持つことがポイントです。
そうすることで疲労を溜めることなく、翌日も普通の生活ルーティングを送れます。
また、日帰りとはいえ、ある程度の装備を用意しておくことも大事です。
事前に天気予想を確認して、少しでも雨のリスクがあったらレインウェアを持参しましょう。

また、パンク用の修理キットも持参しましょう。
特に山間の道路を走る場合や、長めの距離を走る場合には思わぬアクシデントが生じることもありますし、付近にバイクショップがないことも多いので必須装備となります。
モバイルバッテリーも忘れないようにしてください。
スマホでナビ機能を使ったり音楽を聴いたりするのであれば、特に充電が切れる可能性が高いので、これも必須アイテムです。