サーロンの特徴、歴史
最近、環境に優しい電動バイクを使用する人が増えてきました。
従来のガソリンで走るバイクとは違い、電動バイクは資源の枯渇を杞憂する心配がありません。
ガソリンエンジンにまつわる「2035年問題」が取り沙汰されている昨今、日本政府は2035年までに新車のガソリン車販売を禁止し、電動など、ガソリンを使わない乗り物を普及させる目標を立てています。
そんな流れを受けて、人気が急上昇してきたのがサーロン(Sur-ron)の電動バイクです。
サーロンは電動バイクの中でも特にモトクロッサーに特化しているメーカーで、北米はもちろんのこと、カナダやヨーロッパ諸国などで高い人気を得ています。
電動バイクというと、とかくバッテリーパワーの持続時間が短い、あるいはトルク不足、重量バランスが安定していないなどといった欠点が挙げられがちなものです。
ところがサーロンの製品はこれらの欠点を克服し、電動バイクにありがちなデメリットの感じられない電動モトクロッサーを作ることに成功しています。
日本では東京都葛飾区にある「KOHAKU JAPAN」がサーロンの正規代理店となっています。
KOHAKU JAPANはもともとは電動アシスト自転車を扱っている会社で、純正パーツはもちろんのこと、性能アップのためのアフターパーツ、カスタム化するためアクセサリーパーツなども充実しています。
サーロンの人気車種
日本では、サーロンの中でも特に「Light Bee X(ライト・ビー・エックス)」という競技用仕様車に人気が集まっています。
「軽い蜂」という名前からもわかるように、車体重量は58kg と超軽量設計になっていますので、ビギナーの女性でも難なく乗りこなすことができます。
約3時間で80%以上の急速充電が可能で、航続可能距離は100km以上ですから、「電動バイクは不便」というイメージを持っている人も試してみる価値があります。
高性能ブレーキシステムや、18650リチウムバッテリー(パナソニック社製)を採用するなど、細部も信用できる作りになっています。
競技会「SUR-RON CUP」にも参加してみよう!
サーロンでは「SUR-RON CUP」などといった競技も日本国内で開催していますので、興味のある人は正規代理店KOHAKU JAPANのWebサイトで日程などを確認してみると良いでしょう。
オーナーだけではなくSUR-RONに乗ってみたいと考えているライダーも参加できるイベントで、当日はレンタルして乗り回せるサービスなどもあります。
「SUR-RON CUP」は非常に人気が高く、エントリーを募集した途端に枠が埋まってしまうことが多いので、こまめにKOHAKU JAPANのWebサイトをチェックする必要があります。