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シェルコの特徴と歴史

シェルコはフランスとスペインに工場を持つ多国籍のバイクのメーカーで、1998年にマルク・テシエによって創立されました。
シェルコの本社はフランスのニームにあり、「トライアル」モデルはバルセロナ郊外のカルダス・デ・モンブイという町で、スーパーモタードとエンデューロはフランスで製造されています。
日本にも総代理店「シェルコジャパン」があり、正規パーツなどはこちらで注文することができるようになっています。
販売店も日本全国にありますので、シェルコのバイクを入手したいという人はセルコジャパンのウェブサイトにある販売店一覧から最寄りのショップを探すことができます。

日本ではあまり宣伝がされていないためか、シェルコのバイクを所有している人はまだまだ少数派のようです。
ですから、希少価値のあるバイクが欲しい人にはおすすめかもしれません。

シェルコのバイクというのは、スタンダードモデル「Racing」、イヤーモデル「Sixdays」、フラグシップ「Factory」の3種類のグレードがあります。
しかも3種類のグレードが同時に発売されるわけではなくて、スタンダードモデルが完売したらイヤーモデル、イヤーモデルが完売したらフラグシップが発売されるといったように、段階を踏んでいるところが特徴的です。

シェルコの人気車種

シェルコのバイクの中でも特に人気の高い「MY2018 SHERCO250」のフラグシップモデルFactoryは日本国内では3台しかない、非常に貴重なバイクです。
誰も乗っていないような珍しいバイクが欲しいと思うのでしたら、シェルコジャパンのウェブサイトで好きなモデルを探してみましょう。
排気量が124.8ccの軽量なバイク「125SE-R」もありますので、まずは小さめのバイクで走りに慣れたいという人にはこちらがおすすめです。
125SE-RにはスタンダードモデルのRacingとイヤーモデルのSixdaysがあります。

軽量DOHCエンジンを搭載したオールニューモデル「SE 2.5i -F」も人気があります。
トライアルマシンに強いメーカーだけあって、軽量でしかも重心が低い作りには感心させられます。
250エンデューロマシン専用に作られたインジェクション設計で、ハンドルの切れもよく、低速でのクイックターンも難なくできるのがSE 2.5i -Fのメリットです。
ブレーキには軽量なAJP製が使用されており、小さなクランクケースやエキパイのヒートガード、跳ね上げ式スタンドの肉抜き加工など、細部に軽量化の工夫がなされています。

サイレンサーにはキャタライザーが内蔵されており、環境に対する配慮が見られます。
ヘッドライトカウルなどもオリジナリティに溢れており、洗練されたデザインも魅力です。