独特な縦置きエンジンで左右のコーナリングの違いやパワーを生かしてコーナーをせめるさまざまな楽しさがあるバイクを製造しているメーカーです。ここでは、モト・グッチの特徴、人気機種などを紹介します。
モト・グッチの特徴
ハーレーやドゥカティが水冷エンジンをラインナップしているのに比べモト・グッチは創立当初から変わらない空冷Vツインエンジンを採用し続けています。そのため、エンジンによっては初期モデルのパーツがそのまま使用できるものもあれば、逆に現在のパーツが初期モデルに使用できることもあります。また、縦置きエンジン独特のトリクルアクションが特徴となっています。
モト・グッチの人気機種
ここでは、モト・グッチの新規モデルで人気の機種を中心に紹介します。
V9 BOBBER
モト・グッチのビジョンを具現化した新モデルです。新型V9 BOBBERは、元々のスタイルをよりモダンによみがえらせました。金属製マッドガードから見えるタイヤが特徴的な機種です。スチールタンクは、ダーク・マットにペイントされ、さりげなくチェッカーフラグを表現しています。
V85 TT
モト・グッチの伝統を引き継ぎつつ、新しい価値観を融合させた、新モデルです。スタイル、伝統、テクノロジー、感動をすべて兼ね備えあらゆる地形と旅のためにモト・グッチが送り出しました。色は、プレミアムグラッフィック、スタンダードグラッフィックが用意されています。
V7 III Rough
このモデルは、V7 III stoneをベースとしたカスタムモデルです。外観に都会的要素を表現したアルミパーツを取り入れ、独特なルックスに仕上げています。
V7 II Racer
モト・グッチが1969年に送り出し、数々のスピードレコードを樹立したV7をモチーフに作られています。レーシングカウルは70年代初頭の象徴ともいうべき美しいデザインが優美な雰囲気を醸し出しています。
V7 III Carbon
V7 III Carbonは、モト・グッチのキャラクターをさらに引き立てるシリアルナンバー入り限定モデルです。洗練された前後のフェンダーやサイドカバーにカーボンファイバーをふんだんに使用しています。価値ある近代的なクオリティに仕上げました。
V7 II Racer
こちらも限定モデルです、1969年にモト・グッチが送り出し、数々のスピード記録を樹立したV7のプロトタイプレ―サーをモチーフにしたものです。70年代初頭のレーシングカウルデザインの象徴ともいうべき美しい造詣のフロントフェアリングが、当時のイタリアのモーターサイクルシーンの雰囲気を再現しています。