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GASGAS motos SAとは

スペイン・カタルーニャ州のジローナに本社と工場があり、モーターサイクルメーカーです。
1985年に設立し、トライアル、エンデューロ、クロスカントリーラリー用のモーターサイクル製造とコンペティションを行っています。

トライアルとエンデューロでは、世界選手権、各国のナショナル選手権で多くのタイトルを獲得しています。
世界に50カ国以上も販売店があり、もちろん日本にも販売店があります。

量より質

ガスガスのラインナップは他のメーカーと比べて少なく感じます。
スクーターからスポーツタイプ、メガスポーツにアメリカンと様々な車種を色々なメーカーは出展しています。
しかしそれは、多くの車種を生み出すよりも一車種への熱意とこだわりを感じます。

公道では走れない

ガスガスのバイクは行動で走る事はできないのです。
なぜできないというと、よく見てみると保安部品が付いていません。
保安部品というのは、公道を走るにあたって必要最低限のものです。
夜道を照らすヘッドライト、曲がることを教えるウィンカー、止まる事を知らせるブレーキランプ等をさします。

逆に言えば、保安部品さえつければ公道でも走る事が可能と言えます。
しかし、もともとレース仕様で電装品を付けていない機種ですから、それらを付けるには色々とお金と労力がかかります。
でも、公道で走っていたら知っている人がいたら驚きだと思います。

卓越されたフォルムと扱いやすさ

TXT PROという車種があります。
フロントに比べてリアタイヤの方が扁平があり、太くなっています。
どんな悪路にも負けない扱いやすさを追求しているのが伝わってきます。

デザインはどんな状況でも進めるようにスマートであり、必要不可欠な物は一切付いていないデザインとなっています。
また、フレームにもこだわっているみたいで限界まで軽量された創りになっているなっているのがわかります。

TX RANDONNEという車種はTXTシリーズとあまり変わらないように見えますが、一つ違うのがシートからテールが違うところです。
TXTはステアリングからテールにかけてVの時に湾曲して、それにそってシートも湾曲して付いています。

対してTX RANDONNEのシートは地面と水平になっていて、それに加えてテールのフェンダーもそのデザインを崩さず、シートに合わせて後ろへ伸びているデザインになっています。
フレームも少し違いがあります。

マフラーにも差があり、TXTシリーズはよりスポーティにそして湾曲にそって綺麗に取り付けられています。
TXシリーズは斜め後方へ伸びる形になっていて、これはこれでテールエンドに合わせてバランスがとられています。
CONTACTという車種があるのですが、TXTとTXを合わせたように見えます。

TXTの湾曲したフレームとリアフェンダー、TXのシートとフロントフォークを合わせた、両者の良いとこどりの車種となっています。
排気量は250ccのみとなっております。

ガスガスは日本に販売店があり、Gasgas Trial Japanというお店があります
東京都葛飾区にあるそうです。
ホームページもツイッターもやっており、ツイッターでは試乗会や大会の事についてツイートしています。

私は埼玉県住みなのですが、開平橋の下で泥の中を走り回って練習している人たちを何度も見たことがあります。
ハイエース等の大きな車で運んできて、走り終わったらその場で綺麗に洗ってまた運んで帰るというのを見ました。
ものすごく雨のあとでドロドロしている所を走って、よくエンジンがダメにならないのかなと思ってしまいます。

そういうことを想定して作られているのだと思いますが、そういった技術も目に見えないところで力が注がれているのだなと思います。
整備された綺麗道路を走るのもいいですが、アスファルトとは全く違う土の上を走るのもまた違った運転技術と楽しみがあるのだろうと思います。

本格的にトライアルをやりたいと思ったら、ガスガスの車両をお勧めします。
他メーカーの車種は保安部品が付いていますので、それらを外さなければいけないのです。
ガスガスの車両は初めから付いていませんので、すぐに始める事ができます。
こだわりぬいたメーカーのガスガス、一度乗ってみてはいかがでしょうか。