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  3. ヘルメットを選ぶ
黒いヘルメット

重要なパーツ、ヘルメット

バイクを始めるにあたり、バイク本体だけではなく、身に付ける装備品にも色々と趣向を凝らすのが本当のバイク乗りの嗜みであると言えるでしょう。
特にヘルメットはバイカーにとって大変重要なパーツであり、良いヘルメットを選ぶことで普段のドライビングもより楽しいものへと変えることが出来ます。

選ぶ時に気をつける事

まず最初に気をつけなければならないことは、排気量によってヘルメットの規格・形状で使用できないものがあることを知っておくことです。
特にハーフタイプ、セミジェットタイプは50~125ccのバイクにしか利用することが出来ないので、このタイプを利用するときは注意が必要です。
また生活用製品安全法に基づき、国および製品安全協会の認可の降りたヘルメットでなければ一般公道での利用は許されていません。
これらの認可はSG規格、およびPSCマークによって証明されているので、これらをきちんと確認した購入しなければなりません。
仮にSNELLマークというアメリカ非営利的機関スネル記念財団の規格をクリアしていても、これらの規格がなければ利用は許されていないので注意しましょう。
規格が複数付いているヘルメットであれば安心して利用することが出来ます。

ヘルメットの4種類について

ヘルメットの種類は大別すると4種類あります。
顔をすっぽり覆い隠し、最も安全性が高いとされるフルフェイスタイプ、かぶりやすく、また開放感もあるため利用者の多いジェットタイプ、オフロード走行に適しているオフロードタイプ、スクーターなどに利用される簡易的ヘルメットのハーフタイプの4つです。
このうちハーフタイプは利用制限があるのであまりおすすめは出来ません。
できればジェットタイプ、フルフェイスタイプを選ぶのが妥当といえるでしょう。
もちろんデザインやバイク、さらには自分の好みで選ぶことが大切ですので、まずは実際に試着してみて、自分の頭の形とかぶり心地、見た目を十分確認することが重要です。

ヘルメットのメーカーですがAraiやSHOEIなど、様々な物がありますが、このAraiとSHOEIであれば安全規格の取得もしっかりされており、かつ年々シビアな基準を意識的に設けるメーカーであるため安全性は確かなものとなっています。
またデザインに関しても豊富なラインナップが提供されているので、自分の気に入るものを見つけることができるでしょう。

ヘルメットを選ぶ際に気をつけたいこととして、ヘルメットは消耗品のため3年位で交換することを目安に選びましょう。
しかしだからといって安いものを選んではいけません。
その結果安全性を失ってはヘルメットの意味が全くありません。
しっかりしたものを選びつつ、かつ常に安全性を意識して時期が来たら交換することを念頭にいれましょう。