老舗バイクメーカー
ドゥカティはイタリアで1922年に創業した老舗のバイクメーカーです。
もともとはラジオ部品メーカーとして創業した会社であることはバイク好きの間では有名な話で、現在のようなバイクメーカーとして事業をはじめたのは第二次世界大戦後のことでした。
第二次世界大戦後、ドゥカティは復興支援として原動機付自転車の生産を行うことになり、この時作られたエンジン「クッチョロ」を使ったバイクを完成させたことから、バイクメーカーとして本格的な事業展開を行うことになります。
クッチョロを利用したバイクの宣伝のためレースに参加したところ、これまでの記録を塗り替え、一躍本格的なバイクメーカーとして脚光を浴びることになります。
さらにはファビオ・タリオーニといった新進気鋭のエンジニアの活躍などもあり、今日でも親しまれるバイクメーカーへと成長を遂げていきました。
この間経営危機に陥るなど様々な問題を抱えてきましたが、レースでの高い実績もあって、バイクメーカーとして今なお愛されています。
現在はアウディの子会社として、その独特の赤と黄色を基調とした秀逸なデザイン性を誇るバイクを提供している企業となります。
デザインが魅力
やはりドゥカティの一番の魅力はデザイン面です。
イタリアメーカーらしい美しく、それでいて走りを意識した洗練されたスタイルは、多くのファンを魅了してやまない存在といえるでしょう。
それでいて品質にも非常にこだわりがあり、それはレースでの実績、そして最新鋭のテクノロジーの惜しみない投入からも想像に難くないものといえます。
それでいて利用しているパーツは全て高級感のある一流パーツで、それらを標準装備しているという点もまたこのバイクメーカーの魅力の一つに挙げられます。
ラインナップも豊富
現行シリーズは多岐にわたっており、GPシリーズでの走りを体感することのできるデスモセディチRRや、マスプロダクションモデルとしてのパフォーマンスを感じることのできるスーパーバイクシリーズ、そして日本国内で専用モデルとして発売された400ccが人気のモンスターなど、そのラインナップの豊富さもドゥカティの魅力の1つです。
最近では現代の技術によってリバイバルされた伝統的ドゥカティモデルのスポーツクラシックや、日常の街乗りを意識したムルティストラーダなど幅広いニーズに応えられるバイクのリリースも行なっています。
バイク乗りなら一度はあこがれる優雅でかつエキサイティングな走りを体感させてくれる、そんなバイクメーカーがドゥカティです。